為替相場予報\

2010年9月 1日

米国の失業率は再度上昇?

今週金曜日に米国の雇用統計が発表されます。市場予想では8月の失業率が前回の9.5%から→9.6%へと再度上昇することが見込まれています。

米国の失業率が再度上昇する見通しの理由としては以下のものが考えられます。

■弱い経済成長
米国第2四半期GDPは速報値の+2.4%から→+1.6%へと下方修正されてしまいました。弱い経済成長の中では雇用拡大の期待はできなさそうです。

■デフレへの懸念
米国が日本型のデフレ経済に陥るのではないか?という懸念が浮上しています。ブラード・セントルイス連銀総裁は7月末に長期間低金利政策を続けると日本型デフレのわなに陥るリスクが高まるだろうと発言しており、デフレが現実味を帯び始めています。
現在の弱い雇用状況は、家計を萎縮させ→需要不足から物価下落を招き→企業の収益を圧迫→店舗閉鎖を迫られる小売業が増加し→さらなる雇用の悪化につながる、という負の連鎖も考えられます。

■住宅特別税控除の終了
政府による住宅購入支援の住宅特別税控除が終了し、住宅・建設関連の雇用が減少する可能性も。

■天候や祝祭日の影響を軽減させるためにエコノミストが注目する新規失業保険申請件数の4週間移動平均も上昇傾向に。

こういった理由を背景に、米国の失業率は再び上昇する可能性がありそうです。

<ドル/円 日足>

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為替相場予報\
ひまわり証券情報チームの3名がその日の為替相場について連載
  • 月曜日担当:八代和也
    市場・情報分析に従事。メルマガでも圧倒的な部数を誇る人気コンテンツ「日替わりFX View」を担当。その丁寧でわかり易い説明から初心者だけでなく、幅広い層からの支持を集める。特に英国の経済・金融に精通しており、その分析には定評がある。
  • 水曜日担当:中島美里
    ひまわり証券入社後、情報チームにて情報収集・分析を担当。情報チーム一番の若手としてフレッシュな視点で市場を分析。主要国だけではなくジンバブエなどのマイナー国にも興味津々。経済、金融市場に何が起きているのかをわかり易く解説。
  • 金曜日担当:大川輝
    テクニカル分析を得意とする。HP上に日経225先物レポート「225イブニングToday」を執筆し、為替・証券と幅広くテクニカル分析を行っている。それに加え世界経済、特にノルウェー、スウェーデンのような情報量の少ない国について造詣が深い。

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