為替相場予報\

2008年6月18日

RBA(豪準備銀行)、政策金利据え置き継続を示唆

6月17日(火)にRBA(豪準備銀行)は今月3日に政策金利を7.25%に据え置いた際の議事録を公表しました。今回の焦点は前回5月の会合で追加利上げについて多大な時間をかけて討議されていた事から、今回も“利上げが検討されたのか?”でした。結果は「需要が期待ほど鈍化しなければ、金融政策の見直しが必要」としながらも、「過去1カ月間に入手した経済指標、大半は需要の伸び鈍化を示している」と指摘し、「現在の金利、景気・インフレの抑制に十分な水準」との認識を示し、利上げが検討されなかったことを示唆しました。

また、この事からRBAは現在のオーストラリアのインフレ率は依然として高水準ながらも、インフレ抑制の為の利上げは現時点で必要ないと考えているようです。豪ドルは議事録の公表直後は利上げ期待が後退したことから売られ(下落)ましたが、ただ利上げはないが、利下げすると言っているわけでもありません。その後、豪ドルは金利差に着目してのキャリートレード(低金利通貨を調達し、高金利通貨で運用)によって上昇(特に対円)に転じています。

金融市場が落ち着きを取り戻している事で、市場は今後再び各国の金利差に着目する可能性があります。そうなると政策金利7.25%の豪ドルの優位性が際立ってきますので、豪ドルは今後上昇する可能性が高いと言えるでしょう。


↓豪ドル/円(週足)

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ひまわり証券情報チームの3名がその日の為替相場について連載
  • 月曜日担当:八代和也
    市場・情報分析に従事。メルマガでも圧倒的な部数を誇る人気コンテンツ「日替わりFX View」を担当。その丁寧でわかり易い説明から初心者だけでなく、幅広い層からの支持を集める。特に英国の経済・金融に精通しており、その分析には定評がある。
  • 水曜日担当:中島美里
    ひまわり証券入社後、情報チームにて情報収集・分析を担当。情報チーム一番の若手としてフレッシュな視点で市場を分析。主要国だけではなくジンバブエなどのマイナー国にも興味津々。経済、金融市場に何が起きているのかをわかり易く解説。
  • 金曜日担当:大川輝
    テクニカル分析を得意とする。HP上に日経225先物レポート「225イブニングToday」を執筆し、為替・証券と幅広くテクニカル分析を行っている。それに加え世界経済、特にノルウェー、スウェーデンのような情報量の少ない国について造詣が深い。

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