トレイダーズ証券 FXチームによる FX マーケットウォッチ

モーニングレポート〜昨夜の海外市場から〜 (2011/3/ 4 金)

3日海外為替市場の動き
〜かんたんサマリー〜

ドルは堅調。米新規失業保険申請件数が予想より強かったことを受けて、明日の米雇用統計への期待が強まったほか、米国の景気回復への期待が強まったことが背景に。一方で、ユーロも上昇。ECB理事会後の定例会見で、トリシェ総裁が、インフレ抑制のため「4月にも金利を引き上げる可能性がある」と発言したことを受けて利上げ期待が高まり、買い優勢の展開となった。ユーロドルは、10年11月9日以来の1.39ドル台を回復し、1.3974ドルまで水準を上げた。また、NYダウ平均が200ドルを超える大幅高となったことも、ユーロ買い・他通貨売りを後押しした。

〜流れをくわしく〜
ロンドン午前は欧州中央銀行による金融政策の発表、そしてその後に市場の焦点となるトリシェECB総裁の会見を控えて動きにくい状態が続いた。ユーロドルは、弱い独・ユーロ圏の景況指標が重しとなったことや、弱い英指標を受けたポンド下落の影響で、1.3833ドルまで下落する場面も見られた。しかしその後は対ポンドでユーロ買い地合いが強まったことが支えとなり、一時1.3883ドルまで上昇。本日高値をわずかながら更新、昨日高値1.3890ドルを意識させる状態となった。ユーロ円も一時113.10円まで下押し後、113円半ばで戻した。イベント前のポジション調整は、限定的なレンジながらユーロ買いがやや優勢だった。ポンドは、英2月サービス業PMIが弱い結果となったことを受けて下落。ポンドドルは一時1.6261ドル、ユーロポンドでも0.8535ポンドまでポンド売りが進んだ。ポンド円も下落し、133円の節目を割り込んだ。いったん下押し後、ドル円や、ユーロ円などクロス円での円売りを受けて英サービス業PMI発表前の水準まで戻したが、根強いポンド売りの動きを受けて、132.95円まで本日安値を更新した。
ドル円は81円後半の狭いレンジで推移した。81.73円まで下押す場面もあったが、それでも本日の値幅は20銭程度。イベントを控えて調整の動きで多少上下した欧州通貨以上に動意が乏しかった。
ロンドンフィックスにかけてはユーロとドルが上昇。ドルは、米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことで、米国の雇用情勢への懸念が後退したことが、支援材料となった。一方でユーロは、ECB理事会後の定例会見で、トリシェ総裁が「物価動向によっては、4月にも金利を引き上げる可能性がある」と、インフレ抑制に向けた強い態度を示したことが背景とされた。ユーロドルは、トリシェECB総裁の金融緩和姿勢の転換を示す発言を受けて、買いが活発化。1.3880−1.3900ドルのまとまった売りをこなしながら、10年11月9日以来の1.39ドル台を回復。その後も上昇基調を続けて、1.3976ドルまで水準を上げた。ただし、強い米雇用関連指標を受けて、米長期金利が上昇したことに伴うドル買い戻しの動きが徐々に強まったことから、上値は抑えられた。その後は1.39ドル前半へ押し戻されたが、金利先高期待が維持されたことで、下押しの動きも限られた。ユーロは他通貨に対しても強含みで推移し、ユーロポンドは0.8571ポンド、ユーロCHFは1.2993CHFまでそれぞれ水準を上げた。一方で、ドル円は堅調。前述したように、米10年債利回りが3.542%まで上昇したことに伴うドル買いの動きを受けて、82.40円まで上昇幅を広げた。こうした流れのなか、クロス円も上昇。ダウ平均が大幅上昇となったことも後押しとなり、ユーロ円は114.86円、ポンド円は134.15円、豪ドル円は83.64円までそれぞれ強含んだ。

ダウ平均株価:12258.20(前日比:+191.40)

ソーシャルブックマークへ投稿: | Yahoo!ブックマークに登録 | Hatenaブックマークに追加 | livedoorクリップへ追加 | newsingへ投稿 | BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク | Choixへ追加 | del.icio.usに追加 |

トラックバック (0)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: モーニングレポート〜昨夜の海外市場から〜

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.wakaru-fx.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/13433

【金融商品取引業者の商号】
トレイダーズ証券株式会社
代表取締役社長 橋本 清志
〒106‐6029東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー 34階
電話03-5114-0333(代表) FAX03-5114-0300
【金融商品取引業登録】
関東財務局長(金商)第123号
【FX取引のリスクについて】
●為替相場の変動や金利変動などの要因により、損失が生じる恐れがあります。また、発生する損失の額は、預託された資金額を超える場合があります。●お取引金額は、通常お預け入れされている証拠金よりも大きいため、預託資金額に対して大きな収益が期待できる反面、大きな損失が発生する可能性があります。●レバレッジ倍率は、通貨価格に取引単位を乗じた額を必要証拠金で除した率となります。●弊社、東京金融取引所またはこれらの分別保管先の信用状況が悪化することによって、預託された資金の全部または一部の返還を受けることができなくなる可能性があります。
【加入金融商品取引業協会】
社団法人金融先物取引業協会/日本証券業協会

ページトップへ