トレイダーズ証券 FXチームによる FX マーケットウォッチ

モーニングレポート〜昨夜の海外市場から〜 (2011/3/ 5 土)

4日海外為替市場の動き
〜かんたんサマリー〜

ドルは上値重い。米2月民間部門雇用者数や同失業率が予想を上回ったことを受けて、ドル円は83.09円まで上昇して本日高値を更新した。ただ、その後は米長期金利が低下したことで、上値は抑えられた。

〜流れをくわしく〜
ロンドン午前は、この後に米雇用統計の発表を控え、対ユーロを中心としたドル売りや、円売り方向で調整の動きが進んだ。ドル円は昨日高値82.53円を上回り、82.68円まで上昇。ユーロ円も昨日高値115.18円を抜けて上値を伸ばし、昨年10月7日以来の高値115.54円まで上昇した。市場では、トリシェECB総裁による昨日の利上げ示唆の発言が、ユーロ圏だけでなく、広く世界的にも利上げのムードを後押しする材料になると捉えられている。一方、日本は依然として利上げが望めないとの見方。足もとの米雇用統計前のポジション整理が、円売り方向で進みやすかった。ユーロドルもじり高方向で調整。昨日高値1.3976ドルをわずかながら上回り、一時1.3978ドルまで上昇した。昨年11月8日以来の1.4ドル台回復を意識させる展開となった。ポンドは欧州入りにかけて、英ハリファックス住宅価格指数が市場予想の前月比-0.5%、前月の+0.8%を下回る-0.9%となったことなどを重しに、対ユーロなどで売られたことから、対ドルでも1.6235ドル、対円では133.82円まで下落。しかしその後は市場全般的なドル売り・円売り方向での調整の流れに乗って反発し、それぞれ1.6305ドル、134.79円まで上昇した。
また、スイスフラン(CHF)も堅調。ここ最近のリスク回避先としての安心感に加え、本日はジョーダンSNB(スイス国立銀行)副総裁の「低金利は中長期的に持続不可能」「低金利は物価の安定にリスクをもたらす恐れがある」との発言がCHF買いを後押した。ドルCHFは一時0.9278CHF、CHF円は昨年4月5日以来の高値89.04円までCHF買いが進んだ。ロンドンフィックスにかけてはドル円・クロス円が下落。注目された米雇用統計は、2月非農業部門雇用者数(結果+19.2万人、予想+19.6万人)は予想より弱い結果に。また、同民間部門雇用者数(結果+22.2万人、場予想+20.0万人)は予想より強い結果となった。さらに、同失業率は8.9%となり、市場予想の9.1%より強い結果だった。結果自体は底堅いものだった。ただ、悪天候でふるわなかった前月分の反動から、今月は上昇することが見込まれていたこともあり、ほぼ予想通りの結果に落ち着いたことで、金融市場の反応は見定めづらかった。
ドル円は、発表直後に83.09円まで本日高値を更新。しかしその後、米長期金利が低下したほか、週末のポジション調整的な動きも加わって、逆に82.22円まで下落した。クロス円もダウ平均が下げたことを受けて、徐々に水準を下げる展開に。ユーロ円は116.00円まで上昇後に114.87円、ポンド円は135.24円まで上昇した後に133.67円までそれぞれ下落した。
 また、ユーロドルもクロス円につれて上値の重い展開。ユーロドルは、米指標後に10年11月8日以来の1.40ドル台を回復して1.4002ドルまで上昇。その後は、いったん1.39ドル半ばまで押し戻されたが、米10年債利回りが水準を下げる動きにあわせて、市場がドル売りへ傾いた影響から1.4009ドルまで上昇幅を拡大した。とはいえ、ユーロ円が下方向を探る展開となったことから上値は重くなり、1.3970ドル付近まで押し戻された。
ダウ平均株価:12169.88(前日比:-88.32)

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