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FX取引の現場から、1週間をズバッと見通す! イベント&経済指標

■今月の気になるイベント&経済指標

FXマーケットに詳しい、その世界のプロの方が、今月注目したいイベント&経済指標をピックアップ。FX取引初心者にもわかる視点から、市場へのインパクトに迫ります!?

マネーアンドマネー吉田さんがFOMC議事録を斬る

5月末のFOMC議事録がカギ
米ISM製造業景況指数が「55」を割り込まなければ利上げは続行

今、マーケットで見方が分かれているのが、6月のFOMCで利上げが続行されるのか、それとも打ち止めになるのかということです。

このカギを握るのが、5月中旬から下旬にかけて公表される米各地域の製造業景況指数。15日の「ニューヨーク連銀製造業景気指数」や18日の「フィラデルフィア連銀景況指数」、26日の「ミシガン大消費者信頼感指数」、31日の「シカゴ購買部協会景気指数」などがそれです。これらの数値が公表された後、6月に入って5月の「米ISM製造業景況指数」が発表されますが、その数値が55を割り込むかどうかによって、利上げ続行かどうかが決まってきます。

過去の例を見ると、FRB利上げの打ち止めは、基本的に米ISM製造業景況指数が55を割り込む水準でおこなわれてきた。つまり、55を超えている水準では、利上げが続行される可能性が高いと考えられます。

ちなみに、5月1日に発表された4月の米ISM製造業景況指数は57.3でした。この水準では、恐らく5月の数値が55を割り込む可能性は低いでしょう。したがって、利上げは続行されるというシナリオが浮上してきます。

金利が敏感に反応しやすい
住宅関連の経済指標に注意

ただ、注意しなければならない材料があるのも事実です。5月24日に公表される4月の「米新築住宅販売件数」や翌25日に公表される4月の「米中古住宅販売件数」がそれ。このところの傾向として、金融市場は住宅関連の経済指標に対して敏感な反応を示すことが多いのです。いうまでもなく、米国では住宅バブルが取りざたされているため、住宅関連指標の良し悪しが景況感に影響を及ぼすということで、金利などが敏感に反応しやすい環境にあります。

特に4月の数値が注目されるのは、この時期、米国の長期金利が5%を超えて上昇傾向をたどったからです。当然、金利が上昇すれば、住宅ローンにはねかえり、住宅購入意欲は後退します。果たして、住宅関連指標が落ち込むのか、それとも底堅い推移を見せるのかは、今後の金利動向を占ううえでも重要な材料になります。

過去データではFOMC議事録公表時のほうが、
値動きが大きい

そしてもうひとつの注目点が、5月末に発表されるFOMC議事録です。この議事録は、5月10日に行なわれたFOMCの内容についてのものですが、最近のマーケットの傾向として、FOMC当日よりも、議事録が公表された日の方が、大きくマーケットが動くケースが増えてきました。具体的な数字で言えば、FOMC当日のドル円レートは、せいぜい1円未満の値幅でしか動かないのに対し、FOMC議事録公表時には、1〜2円幅で動くことが珍しくないのです。

なぜ、議事録公表日の方が大きく動くのかというと、その内容が、次のFOMCにおけるヒントになるからです。

かつて、議事録は次回のFOMCが終わってから公表されていました。しかし、これではあまりに発表タイミングが遅いということから、FOMCが開催されたその月内に公表されるようになったのです。そうなると、タイミング的には次のFOMCが開催される前に議事録が公表される形になるため、次回FOMCの方向性を占う意味で注目されるのです。

したがって、5月末に公表される議事録の内容が、6月のFOMCで利上げ継続を示唆するものになるのか、それとも利上げ打ち止めを示唆するものになるのかは、5月中旬から下旬にかけて公表される米各地域の製造業景況指数や、住宅関連指標の数字いかんによるといえます。

(インタビュー:2006年5月2日)

吉田さん注目!
2006年5月の経済指標カレンダー

発表日 発表時間 指標・イベント
5月15日(月) 21:30 ニューヨーク連銀製造業景気指数
5月18日(木) 25:00 フィラデルフィア連銀景況指数
5月26日(金) 22:45 ミシガン大消費者信頼感指数
5月31日(水) 23:00 シカゴ購買部協会景気指数
5月31日(水) ――― FOMC議事録(5/10分)
6月初 23:00 ISM製造業指数

経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者はいかなる責任を負うものではありません。
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