8月のイベント&経済指標は野村雅道さんがFOMCを斬る

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FX取引の現場から、1週間をズバッと見通す! イベント&経済指標

■今月の気になるイベント&経済指標

FXマーケットに詳しい、その世界のプロの方が、今月注目したいイベント&経済指標をピックアップ。FX取引初心者にもわかる視点から、市場へのインパクトに迫ります!?

FSIG・野村雅道さんがFOMC(連邦公開市場委員会)を斬る 野村雅道のID為替研究所

10月27日発表の 米国GDP統計、国内消費者物価指数にも注目

注目材料は10月27日(21:30)に発表される米国のGDP統計(3Q)。10月に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)では、金利据置の決定が行なわれたが、今後の金融政策の行方を占ううえでも、GDP統計は重要だ。

成長率予想が徐々に低下してきているだけに、10月のGDP統計で景気のスローダウンが確認されれば、今後、米国の金融政策は、多少、緩和ぎみに推移することも考えられる。

米GDP統計とともに注目されるのが、米国の新築住宅販売件数(10月26日23:00)。これで、住宅マーケットの冷え込みが確認されるかどうか。住宅マーケットが冷え込めば、米国の個人消費はダメージを受ける。米国では、GDPの70%が個人消費で占められているので、個人消費の落ち込みは即、景気のスローダウン要因になる。仮に、住宅マーケットの冷え込みが確認され、さらにGDP統計で経済成長率の落ち込みが見られれば、恐らく米国の金融政策には、緩和圧力が強まってくるだろう。これは、ドル売り圧力につながる。

日銀「展望レポート」に物価上昇の確認があれば、 年内再利上げの可能性が高まる

一方、日本国内の経済指標にも注目すべき点がある。

ひとつは10月27日(8:30)に発表される消費者物価指数だ。消費者物価指数が上昇傾向をたどり、それがインフレ圧力につながるとの見方が浮上すれば、年内にも金融引締めの動きが出てくるだろう。

その意味では、10月31日(通常正午過ぎ)に開催される日銀の金融政策決定会合に注目したい。ここで「展望レポート」が公表されるが、このレポートに物価上昇を確認するような記述があれば、年内再利上げの可能性が一段と高まる。

来年、米国が利上げするのか、それとも利下げするのかは、市場関係者の見方が大きく分かれている。個人的には、現状に比べて多少、低下する傾向ではないかと見ている。その意味では、米国の金利低下、日本の金利上昇を受けて、円買いドル売りが進むことになる。

ただ、急激なドル安にはならないだろう。というのも、日本国内で外国投資信託の人気が高く、そこを通じて円の売り圧力が強まるからだ。したがって、多少の円高局面はあるだろうが、それが大きく加速することにはならないと考えている。
(インタビュー・2006年10月26日)

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