11月のイベント&経済指標は小口幸伸さんが日銀短観を斬る

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FX取引の現場から、1週間をズバッと見通す! イベント&経済指標

■今月の気になるイベント&経済指標

FXマーケットに詳しい、その世界のプロの方が、今月注目したいイベント&経済指標をピックアップ。FX取引初心者にもわかる視点から、市場へのインパクトに迫ります!?

投資コンサルタント・小口幸伸さんが日銀短観を斬る

米ドル、ユーロの金利差は縮小
ドル売り圧力強まり、さらなるユーロ高へと向かうのか?

今後のユーロ相場を見るうえでの注目点は、1月以降、欧州中央銀行(ECB)が利上げを行ってくるかどうかだろう。

大勢としては、再利上げ確実というものだ。米国では金利が2006年9月から据え置かれており、このままだと米ドル、ユーロの金利差は縮小していく。当然、ユーロが買われる一方で、米ドルの売り圧力が強まっていく。

今後の為替相場を見るうえでは、やはり各国中央銀行の金融政策がどうなるのかに、注目が集まる。

米国では住宅市況の悪化が続き、このままだと個人消費が低迷。景気がスローダウンする可能性が高い。その点で言えば、やはり米国の金利は上昇よりも、むしろ低下に向かっていくと見るのが妥当だろう。

では、日本はどうか。2006年中の再利上げは見送られたものの、年明け以降は利上げをめぐっての綱引きが活発になる。仮に利上げ実施となれば、米ドルは円に対しても弱含むことになる

こうなると、米ドルの売り圧力がひたすら強まってくる可能性も否定できない。一部では米ドル暴落論も浮上しており、それが現実味を帯びてくる。

ユーロ内で、利上げを望む国、望まない国に二分。
今後のECB金融政策、ユーロ相場は要注目

ただ、ECBが今後も継続的に利上げを行ってくるかどうかについては、微妙な点もある。それは、このままユーロ高が続けば、ユーロ参加国にとって厳しい状況になることも考えられるからだ。ユーロ経済圏の二大国であるドイツとフランスにとっては、これ以上のユーロ高が輸出にとってネガティブな要因となり、経済がスローダウンすることにもなりかねない。

その一方で、スペインやアイルランドは、むしろ景気が過熱気味であり、インフレ懸念などを考慮すると、もう少し金利を上げてもらいたいところだろう。つまり、ユーロ経済圏のなかで、さらなる利上げを望む国と、望まない国とがあり、単一通貨や単一金利でもって運営されるユーロ経済の矛盾点が露呈しているのだ。

実は、ユーロ参加国でもあるイタリアが、ユーロ圏から離脱するというレポートが公表され、ちょっとした騒ぎにもなった。それだけ、ユーロの抱える矛盾点に我慢が出来なくなっている国があるということだ。

ユーロが現在の体制を維持できるか否か。そうした大きなテーマを考えるうえでも、今後のECBの金融政策、それにともなうユーロ相場の動きには、注目しておきたい。

●ECBの次回政策金利発表:1月11日(木)

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