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FX取引の現場から、1週間をズバッと見通す! Weekly為替SCOPE

毎週1回、FX取引会社の為替ウォッチャーの方が、為替見通しをレポートしてくれます。FX取引の現場から“生の声”をお届けします。(毎週金曜日更新)

セントラル短資FX(株)
ソリューション営業部部長
須藤 博史さん

プロフィール

欧州系銀行で為替ディーラを歴任後、2005年からセントラル短資FXに在籍。 銀行在籍時にはドル円のほか欧州主要通貨を主戦場にトレーディング行う。 スイスフランやユーロポンドも得意分野のひとつ。 一目均衡表を利用した分析に、定評がある。

FOMC後の相場はどう動く?

5月10日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)にて米金利は0.25%の利上げが行われ、結果FF金利ターゲットレートは5%となった。2004年6月から始まった1%からの利上げもどうやら終わりに近づいており、2年間で4%の利上げを完了したと言ってもいいのではないだろうか。

FOMC後の声明では6月のFOMCでの利上げに対する含みを残しているものの、原油価格の高騰などを除いては住宅価格など落ち着きを見せており、原材料価格の高騰にインフレリスクは存在してはいるが5月の利上げでここしばらく金利の変更は無いものと見られている。

変わって欧州では欧州中央銀行や英中央銀行などがインフレリスクの高まりに利上げを検討しており、日本もいずれゼロ金利解除の行動を起こすものと見られており、金利差という面ではドルを買う時代は終わりに近づいている。

「最後の利上げ」の思惑で、ドル下落

為替相場だけではなく、相場といったものは人の一歩先を考えて行動することが、収益につながるものであり、人と一緒に行動しても一歩先に行動している人達のポジションの構築や利食いのオーダーに呑み込まれるだけで収益が上がらない、或いは損ばかりすることになる。

しかし、人の一歩先(あまり先過ぎてもいけない)を行動することによって大衆心理に影響されることを利用して収益を上げることができるのが相場であり、今回のドル売り局面はまさにこの先んじる動きと思われる。ドルと他の通貨の金利差が拡大し始めるときはドルに買いが集まり、上がりきる前、あるいは市場の参加者が金利上げ打ち止めを意識した時にドルは下げを見せ始めている。

昨年末に121円台から113円台まで下げを見せたドル円は今年前半で打ち止めを見込んだことからドル売りが入った動きとなったが、その後更に利上げを継続する相場感が膨らむことによって2月から4月のレンジ取引となった。

しかし4月に入りインフレ懸念の払拭から市場に5月のFOMCの利上げが最後との思惑が先立ち今回のドル下落となっている。

週後半113円台の戻りに期待

では今後の相場はどうであるか。

6月のFOMCでの利上げの可能性は低くなっており金利面でのドル売り材料は一旦終わりに近づいている。確かに中長期で見た場合、米中間選挙を前にしたブッシュ政権は中国に対する人民元切り上げなど、日本円を含むアジア通貨をドルに対して切り上げることによって議会を抑えることを考える可能性が高く、またFRB議長に名前の上がったフェルドスタイン・ハーバード大教授などはドルの切り下げによる米貿易赤字の減少などを唱えていることなどドル売り材料には事欠かない。事実、米国は経常赤字の拡大に歯止めをかけることができずにいることで、戻りを売りたい市場参加者は非常に多くなりつつある。

但し短期的には110.00を挟んだレベルは投機筋などの短期的な買戻しも多く見られ、テクニカルから見ても達成感が出易いレベルであることから短期的にドルの買い戻しを見る可能性が高まっている。

本日(5/12)、110.00を割り込んでいることから多くの投機筋の買戻しが入り始めており、一旦は来週(5/15〜)後半にかけて113円台程度の戻りは期待できるものと思われる。値ごろ感からポジションを手仕舞うことは相場の教科書から外れるが、時間軸をもって短期的な戻り期待での手仕舞いは許容範囲ではないか。ドルの相場は夏場にかけて戻り売りとなっており、ドルの戻りは確実に売りで入りたい。

■5月12日110円割れで目先の達成感

経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者及びセントラル短資FXはいかなる責任を負うものではありません。
また、為替取引には価格変動リスクが存在し、元本を保証する取引ではありません。
取引に関しての最終決定は必ずお客様自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。

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