高金利を満喫できる通貨の豪ドルとNZドルの動きをレポート

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オージー&キウイじっくりレポート

「別の顔」が示すキウイの崖っぷち
金相場とバブル破裂相場の類似が気になるオージー

(6月29日・マネーアンドマネー発)

日本の投資家の間で人気の高かったNZドル「キウイ」の対円相場は、一頃の下値不安が一息ついた状況がこの一ヶ月続いてきた。しかしそれもキウイの総合力を示す実効相場で見ると少し様相が異なり、ふたたび「底割れ」含みに向かいつつあるのである。

円安の「ゲタ」が外れた時の不安=キウイ

キウイ円のこの間の安値は5月中旬の67円。そして過去1ヶ月は、70−72円中心の横ばいが続いてきた。ところが、キウイの実効相場は、6月26日時点で96.8ポイントまで下落、この間の安値、5月15日の96.5ポイントに急接近となっているのである。

これは、キウイが対円で受ける印象以上に、実際には下落リスクが再燃しつつあることを示すものだ。別な言い方をすれば、キウイ円は円安・ドル高のお陰で救われた形になっているということ。ここまで円安・ドル高となっていなければ、じつはキウイ円もすでに年初来の安値更新含み、68円割れといった「崖っぷち」に立っていた可能性があるだろう。

ちなみに、キウイの実効相場96ポイント台は、2003年6月以来の安値。つまりキウイは、総合力で見るともう3年ぶりの安値水準まで反落しているということだ。円安・ドル高でかさ上げされた分が外れ、キウイ円がもっと下がるリスクは注意する必要がありそうだ。

オージーの「資源国通貨売り」

ところで、もう一つのオセアニア通貨、豪ドル「オージー」。こちらも最近は今一つ元気がない。その原因の一つとして、「資源国通貨リスク」もありそうだ。

天然資源に恵まれた豪州の通貨であるオージーは、ここ数年の世界的な穀物相場、エネルギー価格高騰がポジティブに評価される「資源国通貨買い」の状況が続いてきた。しかし5月以降、そんな穀物相場の反落が目立ってきた。

中でも金相場。下図のように、金相場のこの間の高騰、そして5月以降の急落は、ITバブル破裂のナスダックの値動きときわめて良く似ている。じつは、バブル破裂相場というのは、金、株、日本、米国などの違いに関係なくよく似た値動きになる。

もしも金相場が、今後もITバブル破裂相場と似た動きが続くようなら、中長期の急落相場すらありえるといった話になってしまう。そうであれば、オージーにとっての「資源国通貨売り」リスクも中長期化しかねない可能性があるだろう。(了)

■キウイの総合力は3年ぶりの安値水準

■ITバブル時のNASDAQと似ている最近の金相場

*注.ゼロは、ITバブル・ピークの2000年3月2週のナスダックと5月2週の金

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