高金利を満喫できる通貨の豪ドルとNZドルの動きをレポート

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オージー&キウイじっくりレポート

3月「最強通貨」オージーの一休みリスク

(3月28日・マネーアンドマネー発)

 3月の最強通貨は、今のところどうやら豪ドル「オージー」といった状況になっている。ただ、それは逆にオージー高がそろそろ一息つく可能性もうかがわせるものだ。

急上昇の後は反落するパターン

 通貨の総合力を示す実効相場の、3月変化率(26日現在)を調べたところ、上昇率が最も大きかったのはオージーで2.3%、次いでNZドル「キウイ」の1.3%だった。

 3月前半に急騰した円は、一時上昇率が2.7%まで拡大したが、最近は0.1%まで上昇率が急縮小。結局、3月が終わろうとする中で、「最強通貨」は日本の投資家の間で人気の高い、そして高金利通貨の代表格であるオセアニア2通貨となりそうな形勢となっている。

 ただ、これは少なくともオージーの先行きを考える上では少し気になるものでもある。昨年からのオージーは、実効相場が2ヶ月連続で上昇したことがほとんどない。とくに、単月の実効相場上昇率が2−3%といった具合に比較的大きくなると、翌月は反落するパターンが多かった。

 オージーは、今のところ2−3月と2ヶ月連続で実効相場上昇となりそうだ。しかも3月は「最強通貨」のペースで推移している。先に見てきたことからすると、逆にそれは4月にオージー高が一息つく可能性を示しているともとれるだろう。 オージーは、高金利通貨の中でも成熟した「優等生」とされる。だから、上がり過ぎとならず、逆に息の長い上昇基調が続いているということなのかもしれないが、ひとまず4月の動向は慎重に考えたいところだ。

続く円・キウイの「運命共同体」

 ところで、もう一つのオセアニア通貨であるキウイは、このレポートで継続的にとりあげているように、円との逆相関関係が依然として続いている。キウイ高・円安、またはキウイ安・円高といった関係だ。

 このような関係は、とくに昨年夏以降顕著となった。この理由について、私は、昨年7月に日銀がゼロ金利を解除したものの、円反発が限られたのを見て、円キャリー、いわゆる低金利円を調達し、それを売ってより高い利回りの先で運用する取引が本格化、それで最大の恩恵をこうむったのがキウイだったからだと考えてきた。

 最大の受益者は、一方で最大の被害者ともなるということを再確認したのが、2月末から3月にかけての円急騰局面だった。円キャリー取引の巻き戻しで円が急反騰に転じたとされたこの局面で、最も下がったのはキウイだった。

 そして、そんなキウイ急落は、円高一巡でやはり一段落した。その後円安が3月末にかけて再開すると、先に見てきたように、キウイも、むしろ3月に入ってからの実効相場上昇率ではオージーに次ぐものとなった。

こんな具合に、円とキウイの「運命共同体」関係は依然として続いている。その意味で、今後のキウイの行方は、まさに円キャリー次第となりそうだ。(了)

実効相場が2ヶ月連続上昇することは珍しいオセアニア通貨

いつまで続く円・キウイの運命共同体

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