オセアニア通貨急上昇反動リスクの脅威 高金利を満喫できる通貨の豪ドルとNZドルの動きをレポート

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オージー&キウイじっくりレポート

7月 オセアニア通貨急上昇反動リスクの脅威

(7月25日・マネーアンドマネー発)

 ここ数日、にわかに円反発が広がりはじめ、クロス円も下落リスク(円高)が浮上してきた。こういったリスクに対して、オセアニア通貨/円は「カヤの外」かといえば、必ずしもそう楽観視できないかもしれない。

短期間の上がり過ぎ懸念

 豪ドル「オージー」、NZドル「キウイ」ともに、7月にかけて対円で記録的な高値更新の展開が続いてきた。ただ、さすがにそういった中で、オージー円、キウイ円ともに、短期間での上がり過ぎ懸念が強まっているようだ。

 5年移動平均線という超長期移動平均線からのかい離率を見ると、6月末時点で、オージー円は27.52%、キウイ円は29.93%といった具合に、プラスかい離率が急拡大していた。経験則的にいうと、同かい離率がオージーは20%を大きく超えたところで、キウイは30%前後に達したところで、それぞれ相場は反転してきた。その意味では、両通貨ペアとも、かなり転換点に近いところに達している可能性があると考えられる。

 では、これまでは同かい離率拡大が一巡し、相場が反転となった場合、どんな展開に向かったのか。たとえば、同かい離率のピークは、オージー円は2004年2月(プラスかい離率22.82%)、97年4月(同24.9%)、そしてキウイ円は2005年11月(同29.87%)、2004年2月(同30.38%)、97年4月(同33.24%)だったが、その後反転した相場は、いずれも3ヶ月以内に10%前後のオージー、キウイの反落となっていた。

 さて、今回もそんな展開に向かうとなれば、オージー円は95−100円へ、キウイ円は85−90円へ数ヶ月以内に反落するといった見通しになる。

反動リスクのインパクトとは?

 5年移動平均線から3割前後もかい離するというのは、短期間にかなり一方的な動きになっているという意味だ。ちなみに、ドル円、ユーロドルといった主要通貨の通貨ペアで5年線からのかい離率がプラス3割に達したのは、ドル円は98年7月末、ユーロドルは2004年12月末のそれぞれ1度しかない。

 そして、この2つのケースでは、ともにその後相場は急反転した。ドル円、ユーロドルとも、それぞれ半年程度で10%を大きく超える急落に向かった。短期間に一方的に上がった相場の反動は、そんな結果となったわけだ。

 さて、最近にかけてのオージー円、キウイ円の上昇は、短期間の急激な上昇としては、まさに98年夏に140円を超えるまで進んだドル高・円安、2004年暮れにかけて1.36ドルといった当時のユーロ最高値・ドル最安値更新となった動きに匹敵するものといえそうだ。その反動が入ると、一転してオージー円急落、キウイ円急落となるリスクもあるということを少しずつ意識する必要もあるのではないか。(Y)

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