取引をする前に、通貨の選びを知ることが外国為替証拠金取引では重要

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通貨ペア選びのポイント

クロス円って何?
直接の売買がほとんど行われない通貨ペア

「ユーロ・円」、「豪ドル・円」という通貨ペアを見ると、ユーロと円の取引、あるいは豪ドルと円の取引というイメージが強いのですが、実際に取引が行なわれる時には、一度、米ドルを間に介在させて取引されるのが一般的です。 たとえば豪ドルと円の通貨ペアの場合は、たとえば円を売って米ドルを買うと同時に、米ドルを売って豪ドルを買うという取引を同時に行ないます。これがクロス円取引と呼ばれるものです。基本的にカナダドルや豪ドル、ニュージーランドドルといったドル表示の通貨と円を取引する際は、米ドルをキーカレンシーとして取引するのが普通であり、スイスフランと米ドル、あるいは英ポンドと米ドルなど一方に欧州通貨を取引の対象とする場合は、間にユーロを介在させてクロス取引が行われます。ただし、欧州通貨と円の取引を行なう場合には、間に米ドルを介在させたクロス取引が一般的です。

万一のリスク回避は逃げるが一番
流動性の低い通貨は、個人に不利になることも

どの通貨ペアの取引にもあてはまることですが、相場の先行きが不透明な状況に陥った時には、いつでも逃げられる手を打っておく必ます。
そのために注意したいことは、出要があり来るだけ流動性の高い通貨で取引をすること。流動性の低い通貨を買って、その通貨が暴落しそうだということで売ろうとしても、すでに他の投資家もその通貨を売りに走っているため、自分の売り注文が成立しにくくなり、そうこうしている間に損失がどんどん拡大するという状況にもなりかねないからです。
また、他の通貨ペアを用いて、自分が保有している通貨ペアのリスクをヘッジすることもできます。たとえば、米ドル買い・円売りを行なっている場合、円高が進むと為替差損を被ることになります。このような場合、同時に米ドル買い・ユーロ売りを行なっておけば、状況次第では米ドルがユーロに対して値上りしていることもあり、この部分で確保できた為替差益によって、米ドル・円の通貨ペアで被った為替差損を相殺できる可能性も高まってくるのです。
ただ、他の通貨ペアでヘッジをかけようとしても、その思惑通りに相場が動くとは限りません。最悪の場合、両通貨ペアで為替差損を被ってしまう恐れもあります。ですから、何よりも大事なことは、流動性の高い通貨を選ぶことによって、いつでもポジションを解消して逃げることのできる体制を作っておくことなのです。

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