今週の通貨&為替のポイントは動くのは円かユーロか

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マネーアンドマネー・吉田恒さんの親切ナビゲーションで、気になる通貨の先週までの動きと今週の注目ポイントを、お届けします。

株式会社マネーアンドマネー
代表取締役社長 吉田恒(よしだ・ひさし)さん
プロフィール
(株)マネーアンドマネー代表取締役社長。金融市場のプロ向け会員情報「Predictor」の編集責任者。また一般投資家向け為替リアルタイム市況「fx wave」の運営責任者、さらに一般投資家向けの為替および株式講演会を精力的に全国展開している。また、2004年2月より投資情報コングロマリットT&Cホールディングス取締役も務める。

(06/05/22発)
動くのは円か、それともユーロか

ユーロは現在空前の「買われ過ぎ」となっている。その維持を可能にしてきたのがユーロ相場の続伸だった。ところが、先週は6週間ぶりにユーロは対ドルで陰線(ユーロ安)となり、ユーロ高は一服した。ユーロ「買われ過ぎ」修正は一つ注目してみたい。

「買われ過ぎ」のユーロ

為替市場の持ち高に関するデータであるシカゴIMM統計によると、投機筋のユーロ持ち高は、5月16日現在で7万3千枚の買い持ちだった。これは5月2日の7.4万枚に次ぐ史上2番目の買い持ち。別な言い方をすると、5月に入ってからは空前のユーロ「買われ過ぎ」が続いているということになる。

そんな行き過ぎたユーロ買いの維持を可能にしていたのはユーロの続伸だった。ユーロは対ドルで4月第2週から5月第2週まで5週連続で陽線(ユーロ高)となっていた。つまり、1ヶ月以上ユーロ高・ドル安が続く中で、ユーロは「上がるから買う」という状況となってきたのである。

ところが、先週は6週間ぶりにユーロ陰線となった。これはある意味当然で、過去一年間で見ても、陽線の連続記録が5週以上となったのは今回以外ではたった一度しかなく、それも連続記録は6週で終了していた。このように見ると、ユーロ高の一服は基本的には「時間の問題」だったといえるだろう。

ドル円は一相場終わった?!

ところで、注目したいのは、ユーロ高一服で、ユーロ「買われ過ぎ」修正がどれだけ広がるかということ。月間値幅の観点から考えても、ユーロドルはドル円以上に動く余地を残しているとの解釈も可能であり要注意ではないか。

今月に入ってからの値幅は、ドル円が5.2円であるのに対しユーロドルは402ポイント。昨年一年間の月間値幅平均はドル円が約4円で、ユーロドルは450ポイント程度だから、基本的にはユーロドルの方が値幅は大きくなりやすいのに、5月はドル円を下回り、しかも昨年一年間の平均をも下回っているわけだ。

平均並みに値幅が拡大するなら、ユーロドルは月末までさらに50ポイント以上値幅拡大が可能ということになる。これまでのユーロドルのレンジは1.2555−1.2957ドルだから、値幅拡大がユーロ安方向なら1.25ドル割れに向かう可能性が残っているということになる。

一方ドル円は、すでに今月は平均的な値幅を大きく上回っており、その意味では「十分動いた」ということになるだろう。もちろんそうは言っても、もっと動く可能性がゼロではないが、しかし確率論の考え方からするともう一相場終わった可能性が十分あるだろう。(Y)

経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者はいかなる責任を負うものではありません。
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