今週の通貨&為替のポイントは売られ過ぎのドルはどこまで修正されたか

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マネーアンドマネー・吉田恒さんの親切ナビゲーションで、気になる通貨の先週までの動きと今週の注目ポイントを、お届けします。

株式会社マネーアンドマネー
代表取締役社長 吉田恒(よしだ・ひさし)さん
プロフィール
(株)マネーアンドマネー代表取締役社長。金融市場のプロ向け会員情報「Predictor」の編集責任者。また一般投資家向け為替リアルタイム市況「fx wave」の運営責任者、さらに一般投資家向けの為替および株式講演会を精力的に全国展開している。また、2004年2月より投資情報コングロマリットT&Cホールディングス取締役も務める。

(06/06/05発)
“売られ過ぎ”のドル113円台回復で、どこまで修正されたのか?

6月2日発表の米5月雇用統計を受けてドル反落、ふたたび先安感拡大の兆しとなってきた。ただ少し気になるのは、ドルもすでにかなり「売られ過ぎ」になっていたということだ。

為替予測の必須データ「為替市場の持ち高」

為替相場を見る上で、最低限確認したいデータがいくつかあるが、そのうちの一つは為替市場の持ち高だろう。どんな通貨も、「売られ過ぎ」なら、基本的にはそれ以上は下がりにくいだろうし、「買われ過ぎ」なら逆に上がりにくいと考えられるからだ。

ところで、そんな為替市場の持ち高チェックにおける代表的な存在がシカゴIMM統計。それによると、最近の米ドルの持ち高(この場合、米ドルの直接の持ち高データはないため、米ドル以外の主要5通貨=円、ユーロ、スイスフラン、英ポンド、カナダドル=合計の逆を米ドル持ち高として代替している)は、少なくとも2004年以降で最大の売り持ちとなっていた。

2004年以降の米ドル売り持ち高最高は、これまでは2004年11月16日の20万枚だった。ところが、確認できる最新のデータとなる今年5月30日現在では、20万2千枚とほんのわずかだがそれを超えた。

ここ数年間で最大の売り持ちということは、別な言い方をすると「売られ過ぎ」の可能性があるということだ。ドルは先週(5/29〜6/2)一時113円台を回復まで反発したが、この背景にはこのような「売られ過ぎ」ということもあったと考えられる。

では、そんな「売られ過ぎ」は先週の113円台回復でどれだけ修正されたのか。先週は、週末発表の米雇用統計の結果などを受けてドル反落となったが、このままどれだけドル安が広がるかは、ドル「売られ過ぎ」の修正次第という面もあるだろう。

ユーロ、ポントの「買われ過ぎ」が試される可能性

ところで、このドル「売られ過ぎ」、上述のように2004年11月以来の規模となっているわけだが、その中身はかなり違うようだ。簡単にいえば、今回の「売られ過ぎ」の主役は対ユーロ、英ポンドといった欧州通貨だということ。逆の言い方をすれば、ドル「売られ過ぎ」以上にユーロやポンド「買われ過ぎ」が目立っているということだ。

たとえば、ユーロは5月30日現在で過去最大の買い持ち、またポンドも過去3番目の大幅買い持ちだ。このように見てくると、ユーロ買い、ポンド買いの限界か、それともドル売りの限界か、いったんそれらが試される可能性はありそうだ。(Y)

経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者はいかなる責任を負うものではありません。
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