今週の通貨&為替のポイントは売られ過ぎのドルはどこまで修正されたか

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マネーアンドマネー・吉田恒さんの親切ナビゲーションで、気になる通貨の先週までの動きと今週の注目ポイントを、お届けします。

株式会社マネーアンドマネー
代表取締役社長 吉田恒(よしだ・ひさし)さん
プロフィール
(株)マネーアンドマネー代表取締役社長。金融市場のプロ向け会員情報「Predictor」の編集責任者。また一般投資家向け為替リアルタイム市況「fx wave」の運営責任者、さらに一般投資家向けの為替および株式講演会を精力的に全国展開している。また、2004年2月より投資情報コングロマリットT&Cホールディングス取締役も務める。

(06/06/12発)
空前のユーロ“買われ過ぎ”。ユーロ安材料には注意が必要か

先週はドル急反発となった。それをもたらした原因について、米追加利上げ観測再燃を指摘する見方が多いようだが、私はまさに一週間前に指摘した通りドルが「売られ過ぎ」だったためだと思っている。
ところで、そんなドル「売られ過ぎ」は、その後少し緩和したようだ。相対的により顕著になってきたのはユーロの「買われ過ぎ」だ。

6/5の週で、ドル「売られ過ぎ」は緩和

シカゴIMM統計によると、米ドルの持ち高(非米ドル主要5通貨持ち高合計の逆)は、売り持ちが5月30日の20万2千枚から、6月6日には16万3千枚へ約2割の縮小となった。20.2万枚の売り持ちというのは、2004年以降では最大の売り持ち。つまり先週にかけてドルは「売られ過ぎ」が少し緩和したことがわかるだろう。

1週間前のドル円は、111円台で推移していた。米雇用統計悪化を受けたドル急落で、さらなるドル安を見込む意見も多かったところ、逆にドル反発となったことについて、米追加利上げ観測の再燃を主因とする指摘が一般的なようだ。

ただし、金利上昇が必ず通貨高につながるわけではない。むしろ先週ドル反発となったのは、「売られ過ぎ」となっていたドルが下がりにくかったということが第一にあり、そういった中であったからこそ、金利上昇でドルの買い戻しが広がったということだろう。

このように考えると、相場予測をする上で重要なのは追加利上げ観測より、むしろドル「売られ過ぎ」を認識することだったのではないか。

上昇リスクに鈍感、下落リスクに敏感?!=ユーロ

ところで、そんなドル「売られ過ぎ」が、ドル反発の過程で修正が進んだということは理解しやすい。そして、行き過ぎた持ち高の偏りという点でより顕著になったのはユーロの買い持ちだった。

5月30日時点で、すでに同買い持ちは7万9千枚と過去最大だったが、それが6月6日には8万8千枚へさらに急増となった。ユーロは空前の「買われ過ぎ」領域に入っている可能性がありそうだ。

先週ユーロは反落したが、それでこの空前の「買われ過ぎ」が解消されたとも考えにくい。そうであるなら、ユーロはなおユーロ高材料への反応が鈍く、ユーロ安材料に大きく反応しやすい状況が続いているのではないか。

経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者はいかなる責任を負うものではありません。
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