為替の波乱、大荒れ、乱高下、トレンドの大転換……。大きなサプライズがマーケットを襲ったときに、今後の動向・見通しを伝えます。

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為替の波乱、大荒れ、乱高下、トレンドの大転換……。大きなサプライズがマーケットを襲ったときに、今後の動向・見通しをマネーアンドマネーが冷静に伝えます。

株価急落、ドル上昇で見えてきた!115円というドルの「絶対天井」

5月にかけての急落から一転、6月に入ってからドル反発が広がった。値動きから判断する限り、どうやら5月の109円割れで、ドルは当面の底打ちとなっていた可能性が高そうだ。ただし、そうは言ってもこれからどんどん上がるかは微妙だろう。なぜなら115円前後の水準は、ドル高の限界、「絶対天井」なのだから−。

過去20年間ドル高の「越えられない壁」購買力平価でドル「天井」を考える

ドル高は過去20年間、日米の卸売物価で計算した購買力平価(Purchasing Power Parity;PPP)を基本的に超えられなかった。そんなドルにとって「超えられない壁」、「絶対天井」の購買力平価は現在115円程度。その意味では、115円を超えるドル高は行き過ぎで、一時的なものにとどまる可能性があるということだ。

実際に、我々はすでにこの間それを何度か目の当たりにしてきた。昨年12月にかけて121円まで上昇したドルは、その後一気に115円以下へ振り落とされた。今年に入ってふたたび120円近くまで上昇したドルだったが、4月G7を境にまたまた115円以下へ急反落となった。

株価急落で日本のインフレ不安が緩和。ドル「天井」上昇も当面遠のく?

さて、この購買力平価は物価が前提になっているため、日米の物価を取り巻く環境次第では変化する。そもそも115円までドルの「天井」が下がってきたのは、物価上昇率で米国が日本を上回る状況が大背景にあった。モノの価値が高くなるインフレは、通貨の価値を低くする。

逆にいえば、日米インフレ格差が逆転すれば、購買力平価も円安・ドル高に向かうこととなる。ドルの「天井」が120円、さらに130円へ上がっていく見通しとなる鍵、それは日本がインフレになるかということだ。

しかし、最近のように株価が急落しているのは、むしろ2002年から続いてきた景気回復が終わり減速に転換し始めている可能性を示しているだろう。その意味では日本のインフレの可能性は当面なくなり、それは同時にドル「天井」上昇の可能性が当面なくなった意味になるだろう。

ドルは5月安値108.97円から大きく上昇。今月の安値更新の可能性はかなり薄れてきた。ちなみに、今回と同様に短期で一方向に10円前後動いた相場が、翌月続伸ないし続落とならなかった場合を2000年以降で調べたところ、再度の安値ないし高値更新は最短でも10ヶ月後だった。その意味では当面のドル安値更新リスクも後退したが、ただしそれでドル高の限界といった構図までが変わったかは微妙だろう。(Y)

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