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150円の大台突破がやってくるのか?異常なユーロ買いは「革命」か「バブル」か

 ユーロが対円で150円の大台突破含み、英ポンドも220円突破といった具合に、欧州通貨買いが最近際立っている。この傾向はまだ続くのだろうか。少し気になるのは、欧州通貨買いが、これまでの常識をはるかに超えて拡大してきたということだ。それは、欧州通貨買い「革命」が起こっているということでなければ、単純に「買われ過ぎ」、欧州通貨買い「バブル」の不安も感じさせるものだろう。

過去最大級のユーロ、ポンド買いの「異常」

ユーロや英ポンドなどの欧州通貨「買われ過ぎ」が際立っている。 為替市場参加者の持ち高に関するデータであるシカゴIMM統計によると、8月15日現在で、ユーロは9万枚の買い持ち、ポンドは6.3万枚の買い持ち。それぞれユーロは過去2番目、ポンドは過去最大の買い持ちだ。 以下のような見方をすると、欧州通貨の今年に入ってからの買い持ち拡大が、かなり「異常」といえそうなものであることがわかるだろう。

ユーロの買い持ちは、今年4月から6万枚を超えてくるが、それまでの最高は2004年に記録した5万7千枚だった。つまり、ユーロは今年に入るまで買い持ちが6万枚を超えたことがなかったのに、最近は9万枚の買い持ちになっているわけだ。

ポンドについても同様。ポンドは昨年までは買い持ちが4万枚を越えたのが2回(2005年3月、1999年10月)だけだった。それが最近は6万枚を越える買い持ちになっているわけだ。

構造変化か、それとも「バブル」なのか

長い歴史の中で、6万枚を超えたことがなかったユーロ買い持ちが一気に9万枚を突破。また、ポンド買い持ちも4万枚から6万枚へといった具合に、それぞれ買い持ちの上限が突如として5割増になっているわけだ。

長い歴史の中では、最近より欧州通貨が魅力的、たとえば金利先高観や、逆に米ドル不安などに伴う相対的な魅力の高い局面がなかったとは考えにくい。にもかかわらずなぜ最近、欧州通貨買いが急にこれだけの拡大となっているのだろうか。 これだけの変化を循環的なものとしてとらえることは難しい可能性が出てきた。10年、20年に一度の構造変化、一種の「欧州通貨買い革命」が起こっている可能性すら考える必要のあることだろう。

欧州通貨買いをめぐる何かが大きく変わったということがあるのだろうか。それとも、統計が実態からかい離しているということなのか。そうでないなら、やはり単純に「買われ過ぎ」、つまり欧州通貨買い「バブル」懸念もなお気を付けたいところではある。(了)

■2006年以降、ユーロ買い持ちが6万枚を突破

■「買い持ち」が突如急増のポンド

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