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為替の波乱、大荒れ、乱高下、トレンドの大転換……。大きなサプライズがマーケットを襲ったときに、今後の動向・見通しをマネーアンドマネーが冷静に伝えます。

米早期利下げ説急後退の裏事情

 米株高が続いている。とくに史上最高値更新が続くNYダウは、6月の安値からの上昇率が1割を超えてきた。基本的に株価と金融政策の間には一定の相関性が確認できる。その意味では、まず米早期利下げの可能性はなくなったといえるだろう。

NYダウ最高値更新の暗示とは?

米株と金融政策の相関性は理解しやすい。株価は原則的には景気を先取りするものである。そして金融政策も景気に対して先行的な対応が期待されるものだ。つまり株と金融政策は景気に対して先行的といった同じ位置付けの関係にある。

このように考えると、利下げの前には株価急落が起こることが多いということも納得できるだろう。基本的にはNYダウが1−2割急落してから利下げ開始となることが経験則的には多い。

ところが最初に書いたように、最近のNYダウは急落どころか、逆に1割の大幅高となってきた。こういった中で早期利下げということはまずないだろう。

利下げの前には、株価が1−2割急落するということなら、たとえばNYダウが1万ドル割れに向かわない限り、早期利下げ観測の可能性はないと考えるのが基本だろう。つまり米株の動きが示唆しているのは、FRB利下げの可能性の大幅後退ということだろう。

早い米政策転換、しかし今回は?

金融市場では、一時年明け1月にも米利下げの可能性を織り込む動きになった。これは、経験則的には決して違和感のない、むしろ当然とさえいえる動きだった。

グリーンスパン前FRB議長時代の利上げから利下げへの転換は、最短で3ヶ月、最長でも7ヶ月、平均半年程度で実現していた。その意味では、今年6月が最後の利上げだったら、それから半年後の今年12月ないし来年1月の利下げというのは決して早すぎるものではなかった。

ただし、今回の場合、過去の米利上げと比べて大きく異なる点がいくつかあった。その一つは政策金利の水準。過去の米利上げ局面では、政策金利であるFFレートは基本的に6%を超える水準まで引き上げられていた。それに対して今回は5.25%まで。

利上げが続き、政策金利が6%以上となれば、それは景気過熱の抑制にとどまらず、景気の減速を急なものとして、結果的に急な利下げを必要としただろう。しかし今回のように政策金利水準が比較的低いとなると、その後の景気減速も緩やかなものにとどまり、したがっていつもより利下げへの転換もゆっくりとなる可能性が出てくる。

以上のように考えると、来年早々の利下げの可能性は、今回の場合やはり先走りすぎだったということにはなりそうだ。(Y)

NYダウの大幅下げが利下げに先行

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