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「投資の神様」バフェットの為替戦略(11/8)

 「投資の神様」とされ、為替市場ではドル弱気派の代表格として知られてきたW.バフェット氏。同氏が率いる資産運用会社、バークシャー・ハザウェイのドル売り額は、9月末現在でわずか11億ドルにとどまったことがわかった。今回は「投資の神様」バフェットの為替取引推移について紹介してみたい。

一時は200億ドルを突破=ドル弱気派の代表格

 バークシャー・ハザウェイの7−9月期決算発表によると、同社の外貨契約額(ドル売り)は、9月末現在で11億ドルとなり、6月末(12億ドル)からほぼ横ばい、一年前(2005年9月末、165億ドル)から比べると10分の1以下に急縮小した。

 同社は、「投資の神様」とされ、マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏などと並び世界有数の資産家として知られるW.バフェット氏の率いる資産運用会社。そのバフェット氏は、為替市場では一時ドル弱気派の代表格として有名だった。このため、同社のドル売りも一時は200億ドルを大きく越えた時期もあった。

 しかし2005年にドル相場が急反発に転じたことから、同社もドル売り取引の圧縮に動いた。今年6月には、ピーク時の20分の1程度、10億ドル台までドル売り取引残高は縮小した。ほとんど、ドル売りポジションを整理した形となっていたわけだが、それ以降もバフェット氏がドル売りを本格再開する気配がなかったことが、今回で再確認された。

G7ショックでもドル売り見送り=本格再開は?

 バフェット氏の本格ドル売りは、2001年のブッシュ政権誕生から始まった。  

「私は米国人だから、保有資産のほとんどは米ドル建て。ところが、ブッシュ政権の政策ではそのドルは下落が不可避だろう。したがって、自らの資産防衛の観点から私はドルを売る」。  

そんなふうに公言して始まったバフェット氏のドル売り。実際のドル相場も、まさに2002年春に135円でピークアウトすると、その後は2005年初めにかけて100円割れ寸前まで急落した。そういった中で、バークシャー・ハザウェイのドル売りも、2004年末には215億ドルまで拡大した。  

しかし、ドル相場は2005年から反転。1ドル=100円割れが回避されると、2005年末にかけて一時120円を超えてドル反発が展開した。ちなみにバフェット氏のドル売りの中心は対ユーロとの見方が強いが、そのユーロドル相場も、2005年中に一時1ユーロ=1.16ドルまでユーロ安・ドル高となった。  

その中で、バークシャー・ハザウェイの為替損失も、一時は10億ドル規模に拡大したという。このため、同社も2005年7月以降、ついにドル売り取引の圧縮に動きはじめた。同社のドル売り残高は、2005年6月末の215億ドルから、同年9月末には165億ドルへ縮小。これらを含めて2005年後半の半年間でドル売り残高は約80億ドルの純減となった。  

その後ドル高も一巡。2006年に入ってからは、とくに4月G7(7ヶ国財務相会議)以降、一時ドルは108円、1.3ドル近くまで急落する場面もあった。ドル安相場再燃の様相となったわけだ。  

しかしそういった局面でも、バフェット氏がドル売り再開に動くことはなかったようで、むしろバークシャー・ハザウェイのドル売り残高は、2006年1−9月でさらに約130億ドルの純減となっている。バフェット氏のような中長期投資家のドル売り控えが、ドル底堅さの一因と考えられる一方で、ドル売り本格再開はドル安相場再開の観点でも注目される。(Y)

バフェットのドル売りは、いまやピークの20分の1程度に

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