外国為替レートはどうして動くの?

では、外国為替レートがなぜ動くのかを考えてみましょう。

外国為替市場での取引には、さまざまな参加者がいます。海外と商取引を行う企業、銀行などの金融機関、外国為替レートの変動で大きく利益を上げようとしている投機筋などです。こうした参加者が、それぞれの思惑や必要に応じて外貨を売買しています。その需給バランスが、外国為替レートを動かすのです。

需給バランスとは、売り手と買い手の力関係と考えていいでしょう。たとえばドルを売りたいという勢力が強ければドル安円高になりますし、ドルを買いたいという勢力が強ければドル高円安になります。

問題は、どのような根拠でドルを買うのか、あるいは売るのかということです。

簡単に言えば、国力が後退した国の通貨は売られますし、景気が回復した国の通貨は買われます。異なる2つの国の金利水準を比較し、金利の高い国の通貨が買われ、金利の低い国の通貨が売られることもあります。さらに国際紛争などが勃発すれば、基軸通貨と呼ばれる米ドルが買われます。

外国為替市場の参加者はさまざまですから、参加者一人ひとりの思惑がマーケットでぶつかり合います。そこに力関係が生まれ、外国為替レートが変動するのです。

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