2008年2月15日
高まる豪利上げ期待
市場でRBA(豪準備銀行)に対して利上げ期待が高まっています。
今週月曜日のRBA四半期金融政策報告で「インフレ率(物価上昇)は不快なほど高い水準にとどまるリスクがかなりある」「経済のリスクが下方に一段とシフトしない限り、金利の引き上げが必要となる可能性がある」との見解が示されこと、そして14日に発表された豪州の雇用統計では、新規雇用者数が市場予想を大きく上回り(結果:+2.68万人、予想:+1.50万人)、失業率にいたっては4.1%と過去最低を記録するなど、豪州の雇用環境が良好なことを改めて示したことが要因です。
現在の各国の中央銀行の金融政策をみると、FRB(米連邦準備理事会)・BOE(イングランド銀行)・BOC(カナダ銀行)は【利下げ】、日銀・ECB(欧州中央銀行)・SNB(スイス国立銀行)・RBNZ(NZ準備銀行)は【据え置き】です。唯一、RBAが利上げスタンスを鮮明にしています。この違いが豪ドルを強力に下支えしています。
現在のRBAの政策金利は7.00%ですが、次回3月4日(火)の会合で一段と引き上げる可能性は高く、金利先高観を背景に豪ドルは引き続き堅調に推移しそうです。豪ドル/円は100円、豪ドル/ドルは当面の目標は0.91ドルですが0.93ドル台まで上昇する可能性があります。
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