利上げ期待を背景に豪ドルは堅調今週の為替相場予報。

為替相場予報\

2008年2月29日

利上げ期待を背景に豪ドルは堅調

豪ドルが堅調に推移している。ドル安もそこに起因しているが、それ以上に、豪ドルに対する追加利上げ期待が根強い。2月19日、エディRBA(豪準備銀)総裁補佐は「インフレ抑制のために、国内需要を緩やかにする必要がある」とコメントし、事実上の利上げ示唆を行なった。また同日に公表されRBA議事録(2月5日の会合分)でも「インフレは更に上昇する見込み」「0.5%の利上げの可能性について議論した」とし、今後の追加利上げに前向きな姿勢がハッキリと示された。更に、2月28日に公表された第4四半期民間設備投資が5.1%とエコノミストの事前予想(3.1%)を大きく上回った。これらを受け、市場の追加利上げ期待は大きく加速した。
豪ドルはこの時点(28日)で既に0.94台を突破し、今年最高値を更新した。ただ追加利上げ期待が織り込まれた事で、次回3月4日の政策会合を前に豪ドルは調整的に反落する可能性が高まったとも言えよう。しかし弊社調査チームでは、その後も豪ドルは堅調に推移し、0.95台、そして0.96台を目指す可能性は充分あると見ている。その理由は、RBA(豪準備銀)は3月の会合で0.25%の利上げを実施した後も、追加利上げを視野に入れた「金利引上げバイアス」を維持すると見ているからである。同国の失業率は低位で安定しており、国内需要は過熱したままである。これがRBA(豪準備銀)に「金利引上げバイアス」を維持させよう。豪ドルは目先(3ヶ月ほど)、0.96台を上値目処、そして0.91台を調整反落の下値目処と予想する。

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ひまわり証券情報チームの3名がその日の為替相場について連載
  • 月曜日担当:八代和也
    市場・情報分析に従事。メルマガでも圧倒的な部数を誇る人気コンテンツ「日替わりFX View」を担当。その丁寧でわかり易い説明から初心者だけでなく、幅広い層からの支持を集める。特に英国の経済・金融に精通しており、その分析には定評がある。
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    ひまわり証券入社後、情報チームにて情報収集・分析を担当。情報チーム一番の若手としてフレッシュな視点で市場を分析。主要国だけではなくジンバブエなどのマイナー国にも興味津々。経済、金融市場に何が起きているのかをわかり易く解説。
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