外国為替証拠金取引のプロの現場から1週間を為替を見通すコーナー。

FX取引の現場から、1週間をズバッと見通す! Weekly為替SCOPE

毎週1回、FX取引会社の為替ウォッチャーの方が、為替見通しをレポートしてくれます。FX取引の現場から“生の声”をお届けします。(毎週金曜日更新)

トレイダーズ証券(株)
営業企画部情報戦略課
及川佳奈子さん

プロフィール

大手信託銀行(外国株式のコーポレートアクションに携わる)を経て2003年6月にトレイダーズ証券に入社。以来、市場分析に携わり、WEB上のレポートやメールマガジン、トレイダーズTVへ情報提供。海外通信社からの取材を受けるなど、英語能力を活かした現地情報の収集力には定評。

中国発の円買いも限定的

5月後半は、中国に関わるニュースが市場での注目を集めました。中国人民元の対ドル変動幅拡大、政策金利と預金準備率の引き上げ(ともに18日)、米中戦略経済対話(22〜23日)、そしてグリーンスパン前FRB議長による中国株高警戒発言(23日)。先週は、これらの材料が円の買戻しを誘う場面も見られましたが、依然としてドル/円相場、クロス円はともに高値圏を維持して取引されています。


週末金曜日に要注意

そうしたなか、今週は週末金曜日(6月1日)に米国の経済指標の発表が集中しています。21時30分には4月個人消費支出と5月雇用統計、そして23時には5月ISM製造業景況指数と5月ミシガン大学消費者信頼感指数と、消費・雇用・製造業それぞれの分野の代表的な指標が発表されます。そのためややもするとピントがぼけてしまう可能性もありますが、やはり雇用統計に一番注目が集まるでしょうか。

雇用統計を予測する上で参考になる新規失業保険申請件数(トレンドを把握する際は 4週間移動平均が利用される)では、4週間の平均数値がここ4週連続で低下し、2006年2月以来の水準となっています。これを受けて6月1日の雇用統計も良い結果を期待する声が高まっていますが、実際の数字がドルの支援材料となるのかどうか注目です。「好結果→ドル買い」と素直に反応するのか、それとも「好結果→金利上昇→米株下落→リスク許容度の低下により円キャリートレードの巻き戻し(円買い・ドル売り)」という流れになるのか、気をつける必要があるでしょう。


ドル/円相場、年初来高値突破なるか!?

では、ドル/円相場のチャートを見てみましょう。122円の大台を前に上昇一服となっています。今週、この122円台に乗せて年初来高値である122円19銭を捉えることができるのかどうか見ていきたいところです。一方、下値は前回も申し上げましたが、3月上旬から引いた上昇トレンドラインを割り込まずに推移できるのかどうかが、大きなポイントとなってくるでしょう。

さて、トレイダーズ証券では現在、FX(外国為替証拠金取引)シミュレーションゲーム「Net Forexダービー」の第二回目を開催中です。参加料はもちろん無料ですので、みなさん気軽に参加してみてくださいね。(私も参加しています!)


●122円の攻防をクリアし、年初来高値122円19銭を捉えられるか注目



トレイダーズ証券で外国為替証拠金取引



経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者及びトレイダーズ証券はいかなる責任を負うものではありません。取引に関しての最終決定は必ずお客様自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。



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