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2006年9月29日

9/29 三菱商事フューチャーズ証券 外国為替部 部長 藤井肇さん

三菱商事フューチャーズ証券株式会社
外国為替部 部長
藤井肇さん

プロフィール

三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)のニューヨーク支店副支店長、同行検査部部長、日興信託銀行常務取締役資金為替本部長等を歴任し、現在に至る。元為替ディーラーの経験豊富な知識を活かした鋭い分析力に定評があり、現在も三菱商事フューチャーズ証券の外国為替取引「サイバーフォレックス」にて掲載中の「藤井肇の為替展望コーナー」や、「外国為替の豆知識」、フォレックスマーケットコラム「行雲流水」等、人気が高い!

ドル再び強含み

今週(10/2)は本年第4・四半期の第一週に当たることから、重要なファクターが多い。 経済指標の発表としては、本邦では日銀短観、景気動向速報であるが、とり分け短観の重要度が高い。本邦の景気は、株価の頭打ちや長梅雨による夏物商戦不振を反映した個人消費の低迷等により、先行き不透明感が強まっている。今回の短観について、マーケットは既に多少の不況は織込み済みであるが、予想以上の悪化の恐れもあり、その場合は急速に不安感が高まりトリプル安の可能性がある。

米国のインフレ、景気動向に対する発言には要注意

一方の米国では建設支出、財政収支、供給管理協会製造業指数、製造業受注、雇用統計。中でも景気動向に敏感な雇用統計の相場感応度が飛び抜けて高く、マーケットが最も注目する非農業雇用者の増加が事前予想の13万人程度を大幅に上回れば景気見通しが好転し、最近上昇傾向を強めている株価に一段の追い風となり、ドルにもプラスに働くと考えられる。この他に日米の中銀関連としては、3日にホーニングカンザスシティ連銀総裁、4日にバーナンキFRB議長、5日に武藤日銀副総裁の講演があるが、特に米国側のインフレ、景気動向に対する発言のニュアンスによっては米国金利引上げ打止め時期の思惑と絡み、マーケットに波乱を呼ぶ可能性がある。

NYダウは史上最高を窺う情勢。相場の中心は117円台か?

結局、今週のドルについては、日銀短観がやや悲観的なこと及び米国の景気減速が一段と深刻化する可能性が薄れてきたとの見方が強まったこと、米株価が比較的好調でNYダウが終値ベースで史上最高を窺う情勢であることを考慮すれば、やや強含みで相場の中心は117円台と予想する。但し、中間選挙、イラン核問題やイラク戦争等の中東情勢及び原油価格動向等、不透明要因が山積しているので120円方向への上抜けはないと思われる。尚、今週は4日は豪州、5日はユーロ圏及び英国で政策金利が見直されるが、三地域とも利上げの可能性は残る。

■10/2〜10-6の 予想レンジ 高値118.80 安値115.20

※このレポートの対象期間は10月2日(月)〜10月6日(金)です。

経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者及び三菱商事フューチャーズ証券はいかなる責任を負うものではありません。取引に関しての最終決定は必ずお客様自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。

2006年9月22日

9/22 トレイダーズ証券(株)及川佳奈子さん

トレイダーズ証券(株)
営業企画部情報戦略課
及川佳奈子さん

プロフィール

大手信託銀行(外国株式のコーポレートアクションに携わる)を経て2003年6月にトレイダーズ証券に入社。以来、市場分析に携わり、WEB上のレポートやメールマガジン、トレイダーズTVへ情報提供。海外通信社からの取材を受けるなど、英語能力を活かした現地情報の収集力には定評。

ドル下降トレンド入りか――指標結果で見極め

来週(9/25〜)は、前週のドルの下げが一時的なものなのかどうかを見極める週となりそうです。先の話になりますが、10月第1週目には米ISM景況指数や米雇用統計の発表も控えており、それらの発表を待たずしてドルの下降トレンドが形成されるのかどうかに注目です。

週末発表のPCEコア・デフレーターに注目

18日からの週は、ドルの上値がやや重い展開となりました。主要7ヵ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)や米連邦公開市場委員会(FOMC)といったメインイベントを波乱なく終えたものの、米国の住宅関連指標やフィラデルフィア連銀指数が予想以上に弱い結果となったことで、米景気後退観測が浮上しました。これまでは、各国の金利格差を材料にドルが対主要通貨で強含む構図となっていましたが、弱い指標結果を受けて、FF金利先物市場では年内の利下げを織込む動きを見せています。

とはいえ、ドルがこのまま下落すると判断するのは時期尚早でしょう。20日のFOMC声明文が「(金融政策は)今後の情報によって示されるインフレおよび経済成長の見通し次第」としていたように、これから発表される指標の結果如何によってはドルが反発する可能性も残されていると思われます。25日の週は、FRBが注視しているPCEコア・デフレーターが週末に発表されます。この数字が前年比+2.0%(FRBが許容範囲としている上限)を超えれば、インフレリスクが残存するという見方が再浮上するかもしれません。そのほか、中古及び新築住宅販売件数、耐久財受注、シカゴPMIといった指標結果に一喜一憂する展開となりそうです。

日本のCPIや鉱工業生産の結果次第で、利上げ期待も復活か

一方、国内でも経済指標の発表が目白押しです。週末の全国消費者物価指数(CPI)や鉱工業生産の結果が、後退している追加利上げに対する期待を復活させる内容となるのかどうか注目です。予想以上の結果となれば、過去最大に積みあがった円ショートポジションの巻き戻しが活発化する可能性も念頭においておく必要があるでしょう。

115.50-118.30をブレイクするか?!

ドル円相場のチャートを見てみますと、年初来安値を起点とした上昇トレンドを割り込んでいることがわかります。このトレンドラインが上値レジスタンスに転じる動きとなった場合には、115円50銭付近(9/5安値)が下値のポイントとなるでしょう。逆に、上昇基調が再開した場合には118円30銭(9/18高値)まで回復を見せるのかどうかを見ていきたいところです。

●年初来安値からの上昇トレンドを割り込む(9/22現在)

トレイダーズ証券で外国為替証拠金取引

経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者及びトレイダーズ証券はいかなる責任を負うものではありません。取引に関しての最終決定は必ずお客様自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。

2006年9月15日

9/15 ひまわり証券FXアドバイザー勝間田厚子さん

ひまわり証券(株)
FXアドバイザー
勝間田 厚子さん

プロフィール

ひまわり証券の紅一点・為替アドバイザー。大学卒業後、すぐにFX業務に従事。WEBセミナーでは「週間予報“来週のここに注目”」で経済予報士として人気が高い。緻密な計算と、女性ならではの柔軟な考えから導きだされる独自の相場観にはファンも多く、ブルームバーグの為替相場展望コーナーにも出演!

今週は約5ヶ月ぶりの118円台も。 米貿易収支発表後の調整を終え、来週は円安傾向に

今週は、対円通貨の買戻しからのスタート。
その中でも群を抜いて力強い上昇を見せたのがドル/円です。今週発表された日本の機械受注の結果が予想を大きく下回るものだったことから、全面的に円安。その後、「必要に応じてFEDは利上げをすべき」と言ったアメリカの利上げを支援するような強気なコメントが発表され、ドルは徐々に本領発揮。
その後発表されたアメリカの貿易収支は、過去最大の赤字となったものの、ドル売りの流れは限定的。一時、約5ヶ月ぶりに118円台へと上昇しました。G7を控え、市場では様子見ムードが立ち込める中、じりじりと、加熱しているような根強いドル買い意欲を感じる週となりました。

ビッグイベント終え、大きな流れができるか?G7後の動きに注目

9月16日(土)に行われるG7。事前に、中国人民銀行副総裁による「元の為替相場形成メカニズムを改善すべき」また「元の柔軟性を高めるべき」といったコメントもあり、一時市場を沸かせましたが、基本的には週末に向けてG7を見極めたいという思惑が強まっていることから、市場での反応は限定的。中国絡みの話題は、市場でもほぼ織り込み済みといったところ。 このことから、一部ではサプライズもなくG7を終えるという思惑もあり、来週もそのまま円安の流れに傾くのでは、という声もちらほら。
ともあれ、G7後の18日(月)の日本は休日。市場参加者が少なくなり、閑散とするため、15日(金)に発表されるアメリカの消費者物価指数の結果や、G7を合わせ、18日(月)の市場オープン時から一気に相場が動き始めることが予想されます。また、ビッグイベントを終えたという安心感から、大きな流れが出来やすくもなりますので、流れに乗るといったトレンドフォローでついていきたいところです。

日本の金利は当面据え置き。依然として根強い金利差は継続か?

今週、依然として市場の注目を集めた金利差。今週は、ニュージーランドやスイスの政策金利が発表されました。ニュージーランドドルに関しては、今回は金利を据え置いたものの、次回への利上げ期待感を大きくさせる強いコメントが発表されました。片や日本の今後の金利に関しては、当面据え置きが予想されています。
それを考えば、やはり日本との金利差も歴然。ましてやアメリカまでもが利上げ観測が再浮上しているのです。
19日(火)にはアメリカのFOMC政策金利が発表されます。今回は据え置きという予想ですが、市場の注目はその後の利上げについて。ここでまた強気なコメントが発表されれば、今週の円安の流れを引き継ぎ、更なる上昇も期待されます。

●118円超えて更なる上昇トレンドに乗るか


経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者及びひまわり証券はいかなる責任を負うものではありません。
また、為替取引には価格変動リスクが存在し、元本を保証する取引ではありません。
取引に関しての最終決定は必ずお客様自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。

2006年9月 8日

9/8 セントラル短資オンライントレード 須藤博史さん

セントラル短資オンライントレード(株)
ソリューション営業部 部長
須藤 博史さん

プロフィール

欧州系銀行で為替ディーラを歴任後、2005年からセントラル短資OTに在籍。銀行在籍時にはドル円のほか欧州主要通貨を主戦場にトレーディング行う。スイスフランやユーロポンドも得意分野のひとつ。一目均衡表を利用した分析に、定評がある。

政策金利の金利差は拡大したまま 国境を越えるグローバルマネーは円を敬遠

ようやくデフレから脱却しつつある日本経済であるが、依然として金利水準は低金利が続いており、グローバルにインフレ圧力が強まる中、各国が金利引上げを実施する状況で1周遅れの状態が継続中となっている。このため、日銀による誘導金利(翌日物金利)のターゲットは0.25%に留まっており、米国の5.25%、英国の4.75%、ユーロの3.0%の政策金利の水準に比べて金利差は拡大したままとなっている。国境を越えたグローバルマネーは、少しでも有利な運用先をハイエナのように嗅ぎわけており、その結果高金利通貨が選好され、低金利の円が敬遠される状況が続いている。

いわゆる、キャリートレードによって、金利差に着目した市場環境が補強され、為替市場の参加者も金利差に着目した合意形成をしているようである。こうした背景により、ドル円は5月の109円割れの水準から7月には118円目前まで上昇する動きを見せており、調整の売りをこなしながら115円から117.50円のレンジでの推移している。同様に8月にサプライズ的に金利引上げが決定されたポンドに買い安心感が広がり、ポンド円は1998年以来となる223円台に突入、ユーロも金利先高感が根強くユーロ円は150円台に乗せる強い上昇基調を見せている。

一方で、経済の先行きに不透明感が広がる米国は、7月にFFレートの据置きを決定しており次回のFOMC(9/20予定)でも5.25%の金利水準に変更を加えないことが市場のコンセンサスとなっている。しかし、絶対的な金利差を背景にドル円は堅調な動きとなっており、ユーロ円、ポンド円の上昇を受けて円売り圧力が強い状況が続いていた。

9月入りした相場は円買戻しでスタート

こうした動きも秋の気配が感じられる9月になるとやや潮目が変わってきたようだ。本邦輸出企業が9月中間決済を控えて円買いを活発化させるとともに、低すぎる長期金利(1.7%、9/8現在)に対する牽制を日銀総裁がするのではないかとの思惑が、マーケットを円高方向へと導いているようである。強い企業の設備投資意欲が日本経済を支える構図が浮かび上がっており、こうした事実が金融政策のフリーハンドを維持したい日銀に金利水準の調整を促す口実になるとの見方が、円金利の年内再利上げ観測に繋がっている側面もある。

一方で、ユーロを中心に行き過ぎた自国通貨の修正を画策する発言も見られ始め、9/16日から予定されているG7財務相会合(議長国日本)では、人民元の切上げとともに円安の修正が議題に挙がるとの見方が(実際、9/7にドイツ、ミロウ財務次官は同様のコメントを発表)円の買戻し機運を高め、大きく円売りに傾いているポジションが解消される展開となっている。

ユーロ円はピークの150.70付近から148円台へ、ポンド円も223.70付近の高値から218円台へ、比較的堅調なドル円も118円乗せに失敗し、116円前半に押し戻される展開となっており、円高への修正色が強い状況となってきた。

短期的な調整に留めるか?円高方向へのステージの始まりか?

今回の円高への胎動は一時的であるのか、または継続的なものになるのか、その鍵を握っているのは世界経済、とくにアメリカ経済の行方であろう。

秋の訪れが円高への動きに関連しているように見られるのは、偶然だけでなく市場参加者が11月の米国中間選挙を意識し始めたことによる部分にも関連するだろう。現在のように景気の腰折れ懸念が強まる米国経済は、中間選挙を控えて国内にお決まりのドル安圧力が高まることが予想され、米国政府もドル安政策への転換を経済状況次第では選択肢の一つとして実施する可能性もある。

このことは、市場のテーマ(材料)が各国の金利水準から米国の貿易赤字、ひいてはグローバルな不均衡に移ることを意味し、その帰結として各国は貿易黒字を続ける日本に対して円高圧力をかけることに繋がることになる。中国に対して人民元の切上げの要求が高まっている米国の状況を見ても、同様に円に対してもプレッシャーを強めてくることも想定する必要はあるだろう。おりしも、ユーロ圏の高官から自国通貨の高水準に懸念を示す発言が出始めており、グローバルにインフレ圧力が強まる中で、依然として低金利を享受している日本経済にインフレの悪影響による実体経済の減速リスクを分担してほしい(円高)との圧力が強まる可能性は高いといえる。

金や原油などエネルギー資源価格はやや落着いた状況となっているが、将来的には中国を筆頭に新興国の需要は引続き強いことが想定され、インフレ圧力は高止まりする可能性は高い。

短期的な調整に留めるか?円高方向へのステージの始まりか?

こうした背景を考慮にすると、9/16に開催が予定されているG7財務相会談は、円高への方向性を占う重要なイベントとなる可能性がある。議長国である日本に対してある程度の負担(円高)を要求することが議論されるようであると、円高方向の流れは強まることになる。ユーロ円、ポンド円が調整色を強めるようであるとドル円にもその影響が波及することになり、当面は円高方向を見たポジションが有効となる可能性は高くなっているだろう。

■9月入りで、ポンドも円高へ方向修正となるか


経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者及びひまわり証券はいかなる責任を負うものではありません。
また、為替取引には価格変動リスクが存在し、元本を保証する取引ではありません。
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2006年9月 1日

9/1 フェニックス証券上村 和弘さん

フェニックス証券(株)
外国為替営業部 部長
上村 和弘さん

プロフィール

大手証券会社、損保会社等を経て2006年1月フェニックス証券入社。株式を始め、商品・為替などのディーリング経験を持つ実践派のテクニカルアナリスト。調査部在籍時代よりテクニカル分析を駆使した相場見通しで評価を得る。人気メルマガ「為替投資のポイントと攻略法」は、まぐまぐ殿堂入り。 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP会員。

大勢の2段上げ3波動構成中ドル買い基調を継続中

月足陽線が3本続いてきた。7月が下十字の陽線引けという事で、(8月は)下値警戒からの動きに注目が集まっていたが、綺麗に上ヒゲ埋めに成功した事から、上値攻めに安心感を与えている。前回コメントで指摘していた月足RSIは中段下からの切り上げクロスで中段圏を超えてきており、2006年5月を基点とした大勢の2段上げ3波動を確認する動きとなっている。本格的な波動確認には、1998年8月高値からのレジスタンスラインとなる119.30-50円近辺をブレークするまでお預けだが、視界に入ってきた状況だと言えよう。 (当該水準は月足一目均衡表における先行スパン上限近辺でもある⇒三役好転水準) 引き続き、長期的なドル買い基調が見込まれる。

上値トライの流れだが、足許の調整懸念も

今週(8/28〜9/1)のドル円相場は、大陽線示現からの上値進行が予想されていたが、短十字線引けでこずんでスタート。陰線で値位置を切り下げた後、毛抜き型に陽線切り返しに成功し、上値を窺いだした状況。一旦、値堅めに押し目を形成する流れも見込まれた中、1σ上限ラインに支持を受けた格好で、(一目均衡表における)三役好転・買い時代を維持した。 「立て込み型」買いパターンの構成様相であり、引き続き、堅調に推移しそうだ。 一方で、2ヶ月前後のハーフプライマリーサイクルが7/10基点になっている点は気に掛かるところ。7/10からは既に39本を経過しており、上昇波構成には日柄面における達成感がある。加えて、オシレータ系の高原状態が続いているだけに息切れしそうな状況だ。 足許の調整懸念が高まりだしている状況だと言え、上値の重さが露呈した場合に相応の下値を見る必要がありそうだ。まずは直近の高値をブレークできるかが重要。 万が一、超えていけない場合、1-2週間の下げ日柄が出る恐れがあり要注意だ。

目先の投資ポイント・スタンス押し目買いで短期売買が無難

上値の抵抗帯は、4月レジスタンスライン等が集中する117.40-50円近辺が最初の目安。 第2レジスタンスが直近の肩水準となる117.80-90円。次いで4月高値圏である118.80-90円。その他、119.00-10円近辺、119.30-50円近辺が抵抗帯となろう。 下値の支持帯は、第1サポートが1σ上限や60分足先行スパンが絡む116.90-117.00円。 第2サポートが転換線などの116.50-60円近辺。次いで、先行スパンや200日移動平均などが集中する115.90-116.00円近辺となろう。その他、115.70-80円近辺がサポートとして機能しそうだ。 投資方針としては、押し目買い基調を継続するものだが、短期的な攻防の分岐点を迎えている事もあり、デイトレードやスキャルピングなどの短期主導で行う方が無難な感じだ。 また、値位置の高い建玉はコマ目に分割利食いを行うことを推奨しておきたい。 昨日に新値を更新しているだけに、今晩から週明けにかけての上放れに期待される。      

9/4週の予想レンジ:115.90円-118.80円  
    (最大可動レンジ:115.70円-119.00円)

ドルの「上値攻め」に安心感。119.30-50円ブレークすれば本格化

経済・為替そしてそれに付随する情報の提供を目的としてのみ作成されたものであり、取引の勧誘を目的としたものではありません。万一内容に誤りがあった場合、また当内容を用いたために直接あるいは間接的に生じた損失について、解説者及びフェニックス証券はいかなる責任を負うものではありません。取引に関しての最終決定は必ずお客様自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。