1日の値動きは1円程度

ドル円取引の場合、過去数年間にわたり、1日の平均値動き(高低差)は約1円(2006年1月〜3月末では0.99円)になっています。

また1日の中での値動きでみると、東京市場では比較的小動きで、欧州勢、NYが活発になる時間帯にかけて大きく動き、NYクローズ時には少し戻す、といったパターンが多いといわれています。上昇する場合(ローソク足でいえば、陽線)の高値、下落するとき(ローソク足でいえば、陰線)の安値は、1日のなかでも遅い時間帯につけやすい。つまり、日中、FX取引に時間を割けない人でも、短期トレードを仕掛けるチャンスが十分あるということです。

こうしたことから、短期トレードを考えた場合、売値と買値のスプレッド(ドル円の場合およそ5銭程度)を考えれば目標利益はせいぜい(50銭〜)70銭程度、仕掛け時までの高値、安値をリミットオーダー(指値)、ストップオーダー(逆指値)の参考にする、深夜までには決済(手仕舞い)、というポイントが有効と考えられるでしょう。

チャートを読む!1日の値動きパターンを知る

ドル/円での1日の値動きについて、過去のデータを調べていくと、特定のパターンを見つけることができます。陽線の場合の高値、陰線の場合の安値は、どちらもその日の終盤につけることが多いということ(上図のA、B、A‘、B’)。1日の値動きは1円平均といいますから、これらの特性をふまえると、何やら作戦が見えてきそうです。もちろん、これらの規則性に絶対はありませんから、その点はご注意を。

短期トレード
1日の平均値動きが約1円とすると、このケースで考えられるのは、「A」から1円上昇、あるいは「B」から1円下落というパターンで、上昇を予想すれば「B」で買い、「A]でストップ・ロス、下落予想なら「A」で売り、「B」でストップ・ロス、という作戦になるでしょう。
1日の平均値動きが約1円とすると、このケースで考えやすいのは、「A」+1円近辺からの下落または横ばいというパターンです。つまり、売買を仕掛けるなら「売り」。ストップ・ロスの目安は「A」+1円を抜けたあたりにおくといいでしょう。また逆のケース(1円幅近くの下落の場合)では、仕掛けは「買い」、ストップ・ロスの目安は「A」−1円を抜けたあたりになります。
ただし、上昇、下落いずれの場合にも、何らかの要因(材料)があるときには、その後にも「より強く」出ることもあるので注意しましょう。
※データ協力:ひまわり証券

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