大証FXについて

2008年4月に大阪証券取引所より発表があった取引所外国為替証拠金取引「大証FX」がいよいよ今年の7月に開設される予定です。2度、延期されているので、今回も若干不確定ではありますが、「大証FX」について、当わかるFXでも紹介します。

大証FXの特徴

■オークション方式
大証FXが今までのFX取引、くりっく365等と最も違う点は、株式売買同様にオークション方式を採用した点です。
■税制面の優遇
税制面の優遇策として、『くりっく365』同様に、「他の取引所デリバティブ取引との損益通算が可能」、「20%申告分離課税、3年間の損失繰越が可能」となっています。

大阪証券取引所からの発表

(平成21年3月期第2四半期決算説明会資料より)

(1)特徴
・税制面の優遇
−他の取引所デリバティブ取引との損益通算が可能
−20%申告分離課税,3年間の損失繰越が可能
・市場の透明性・流動性
−マーケットメイカー等によるいわゆる「サヤ抜き」ができない構造,1本値のスワップポイント
−約定可能な値段,数量等の情報を提供することにより,透明性の高い価格形成機能を実現
−競争売買のため,より有利な値段(最良執行価格)での約定可能性
−マーケットメイカー以外にも自己取引や機関投資家の注文による流動性の厚みが存在
・店頭FXとの棲み分け
−来年度より,税金の支払い調書の顧客への提示が義務付けられ,特に富裕層の顧客が取引所取引に目を向ける可能性。
−こうした投資家層向けの品揃えとして,店頭FXを既に扱っている証券会社にとっても大証FXへの取組みを検討する価値。
(2)今後の予定等
・来年5月初旬頃を目処に市場創設予定。
・既存の先物取引参加者に対しては,加入時の参加金免除の予定。
・発注システム面でも,安価なASPサービスを提供する複数のシステム会社の選択を可能に。

大阪証券取引所からのプレスリリース

  • 平成20年4月22日
  • 各 位
  • 会社名 株式会社大阪証券取引所
  • 代表者名 取締役社長 米田道生
  • (コード8697 ヘラクレス スタンダード)
  • お問合せ先 広報グループ
  • 電話 06(4706)0800

取引所外国為替証拠金取引市場の創設について

1.趣旨
投資家の投資対象や投資手段の多様化及びグローバル化が進む中で,外国為替証拠金取引(以下「FX取引」という。)を,透明性が高い価格決定プロセスを有し,取引相手の信用リスクの排除が可能な取引所に上場させることは,貯蓄から投資への流れをより一層進めていくために有効であると考えられることから,当社において取引所FX取引市場を創設することとします。
2.概要
(1)取扱商品
・米ドル/円を始めとする対円金融指標及びユーロ/米ドルを始めとする非対円金融指標を扱う。現時点で決定しているのは9金融指標。
・今後,取引開始までの間に,取引ニーズ等を勘案し,追加を検討。
・取引単位は,金融指標毎に,1枚当たり100万円程度で,きりが良い単位で当社が定める(米ドル/円の場合,1万通貨単位)。
(2)取引日,立会時間
・午前7時から翌日午前6時までを一取引日とする。
・土日は休日(土曜日の午前5時30分まで取引を行い,月曜日の午前7時から再開)とし,祝日は取引を実施する。
・立会開始前15分間を注文受付時間とする。
(3)参加者資格
・既存の先物・オプション資格とは別に,FX取引専用の取引・清算参加者資格を新たに設ける。ただし,市場の質及び清算機関としてのリスクレベルを維持する観点から,資格要件は既存資格と同水準とする。
・ 取引参加者からの申請に基づき,マーケットメイカーを指定する。
(4)売買手法
・株式の売買と同様に,オークションの板を用いた取引を行う。
・制限値幅は設けないが,直近の約定値段から一定以上離れた値段の注文は受付けず,一定以上の数量の注文についても受付けない。
・マーケットメイカーには,売買注文(気配)の常時提示義務を課す。
(5)清算・決済,証拠金等
・清算・決済は円貨で行う。(非対円取引は,円価換算して決済)。
・為替差金(各種差金及びスワップポイント)の授受は,証拠金と合わせて証拠金口座の残高の増減により行う。
・証拠金は既存の先物・オプション市場と区分して管理する。
・当社がポジション1枚当たりの必要証拠金額(想定元本の約30分の1程度)を金融指標ごとに設定する。
3.今後の予定
○パブリック・コメント募集
:平成20年4月22日(火)〜5月20日(火)
○取引開始
:平成21年3月目途
以上。

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